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SPECIAL INTERVIEW

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  • 大阪支店
    副支店長
    松谷 淳司
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  • 大阪支店
    課長代理
    宮内 朝子
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  • 大阪支店
    敦賀航路ブック担当
    福永 孟

近海郵船で働くということ

内航海運の仕事をすると、人として、
プロとしてどう成長できるの? 業界の未来は?
キャリアの異なる3人の社員に、
働く今と将来をテーマに語ってもらいました。

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Q.現在、どのようなお仕事をしていますか?

福永:

私は、お客様と荷役現場の間に立って船積み予約を取るブックを担当しています。まだまだ海運業の知識習得が追い付かず、お客様との交渉に戸惑うこともあり、宮内先輩にはよく助けていただいています。

宮内:

福永君を含めたブック担当をサポートするのが私の仕事です。ブックはただの予約受付ではなく、積荷の予定を調節、采配しながらお客様にお断りをする場合もあるので、交渉力が必要となります。

松谷:

交渉力はもちろん、お客様を説得するにはあらゆる知識が必要となりますよね。入社後すぐにブックという責任あるポストにつけるのは、海運業に関わるさまざまな知識と体験を得てもらうためなんです。私も最初はブックマンとして経験を重ねながら、経理、システム、営業を経て、仕事の幅を広げてきました。

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Q.内航海運業はどのような人に向いていますか?

宮内:

そうですね。この仕事はチームプレーが重要なので、人への興味がすごくある人は向いているのではないでしょうか。

福永:

チームプレーの大切さは身にしみて感じています。荷主さんからの荷物が、いくつもの手を経て運ばれる中で、もし自分のミスでストップをかけたら。そう思うと、自分の担当範囲だけをこなせばいいと考えるのは無責任なことなんだと思うようになりました。

宮内:

自分の業務の先には、それを待つ人がいることを考えて動く想像力が必要なんです。その想像力って、結局人への興味から生まれるものなんですよね。

松谷:

それと声が大きく、はきはきものが言える人は向いているかも知れませんね。特に海運という仕事は、オートメーションでは成り立ちません。人から人へ声を掛け合って仕事を進めるような、とてもヒューマンな職場なんです。

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Q.職場の雰囲気はどうですか?

福永:

すごく働きやすい雰囲気です。責任ある仕事を任されていますが、決して任せっきりではなく、それでいて過干渉でもありません。成長をゆったり見守ってくれているような感じです。

松谷:

先ほど述べた、連携意識、人への興味というのは、社員同士にも向いていることなんです。普段は任せていても、曇った表情をしていたら何となく分かります。分かった上で「みんなで見守ってあげよう」と。それが、この会社の社風にもなっているのではないでしょうか。

宮内:

失敗を責めるとか、ライバルを出し抜くとか、ギスギスした雰囲気とは縁遠いですね。上の人は下の人に成長のチャンスを与えて当たり前。みんなそうやって成長してきた会社だと思います。

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Q.内航海運のプロとして目指す未来を教えてください

福永:

私はとにかく、一人前のブックマンとして成長することです。海運業に関するさまざまな知識やノウハウを吸収した後は、営業職となって新規のお客様獲得にもチャレンジしたいです。

宮内:

私は産休・育休で一度休職したのですが、復帰の際にはみんなで温かく迎えてもらい、感動したことがありました。この温かい職場の雰囲気を大切にして、福永君のような新人が少しでも早く一人前になるようにサポートすることが私の目標です。

松谷:

内航海運の周りには、さまざまなビジネスチャンスが眠っていると思うんです。例えば、運送業界は通信販売などで需要が高まる一方、トラックドライバーなどの人員不足に悩んでいます。こうした課題に対し、海運という視点から解決法が提示されれば、それは会社として発展する大きなチャンスを得ることになります。そうした新たな可能性を切り拓く視野を、これからの人には期待したいですね。

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近海郵船の仕事をすると、あらゆる業界、会社の人たちと知り合うことができ、人と人とのネットワークがどんどん広がっていきます。そしてこの広がりが、自分の将来に結びついてきます。学生の皆さんには、今もこれからも、人との出会いやつながりを大切にしてほしいですね。友人だけでなく、異なる立場の人や異なる年齢の人、いろいろな出会いをないがしろにせず、丁寧にお付き合いをする。この積み重ねは必ず将来に役立ち、キャリアアップの力になります。そしてぜひ、その力を当社で発揮してください。

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新人の頃はいろいろな失敗をしました。休暇を取った際に引き継ぎがうまくできておらず呼び戻されたり、帰宅後に計算間違いが分かってこれも呼び戻されたり、他港のブック担当との連携が甘く、積荷スペースの配分で悩んだこともありました。そうした数々の失敗があっても、上司や先輩は辛抱強く成長を見守ってくれ、指導してくれました。「次の人にしっかり引き継ぐまでが仕事」。私もしっかり後輩社員の成長を見守り、引き継いでいきたいと思います。

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ブックマンの役割の一つは、お客様との電話でブック(予約)を受け付けること。積荷の状況によってはお断りすることも多々あります。電話対応なので、言葉のやりとりが全て。声の抑揚や言葉づかいに注意しながら、後々トラブルや誤解が生じないよう説得を受け入れてもらうよう心がけています。この仕事を始めて、毎日変化する海運事業の面白さを実感する一方、傾聴力や会話の力もついてきたと感じています。これからもこの力を活かして、もっとお客様に信頼されるブックマンに成長したいです。

募集要項
近海郵船

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